履歴書の中で一番目につきやすいのが証明写真です。
人事担当の方は「ルールを守れる人か、常識のある人か」等を判断すると言われています。
熱意をアピールできるポイントでもあるのに、印象を悪くしてしまうようでは非常に勿体ないです。
私は過去に撮影した証明写真を改めて見比べたことがあります。「同じ人物、同じくらいの時期でも髪型や表情でこんなにも印象が変わるのか!」と驚いたことがあります。
では実際にどんなことに気をつけていけばいいのか・・・。
証明写真で人事担当の方にあなたの素敵なところをアピールできるように、この記事で確認していきましょう。
目次
1,履歴書証明写真の基本的なルール
証明写真には様々なルールがあります。
・サイズは横3cm×縦4cm
・3カ月以内に撮影したもの
・裏には名前を書いてのりづけ
・背景色は白、青、グレー
・ジャケット・シャツを着用する(男性の場合ネクタイも必須)
・前髪は目にかからないようにする
・歯が見えない程度に口角を上げる
・帽子やサングラスは外す
・撮影は正面のアングルから
また一度貼ったものを再利用したり、スナップ写真を使用するのはやめましょう。履歴書の証明写真がきちんととっていない人は、雑な人と評価されてしまうこともあります。
私は転職活動でお金がないときたまに証明写真を履歴書から剥がし再利用してましたが、上手く剥がさないと写真に変な線が入ってしまいました・・・皆さんはマネしないでください。
少しでもマイナス点にならないよう「たかが写真」と思わず撮影や準備に挑みましょう。
2,好印象な姿勢やみだしなみとは?
姿勢や表情
・横から見たときに耳と肩の位置を直線にそろえるイメージで背筋を伸ばすと、自然ときれいな姿勢になります。ただ胸を張ったり、顎を引くだけでは硬い姿勢になってしまうので注意しましょう。
・肩に力を入れすぎず、脇の下に少し隙間を空けます。
・一度思いっきり笑顔を作ってから、口を閉じて自然にほほ笑むとリラックスした笑顔になれます。もちろん、上目使いは避けましょう。
・目が充血している人は事前に目薬などでケアをしておいてください。
・眼鏡をかけている人はレンズを拭いておきましょう。
髪型やメイク
・髪をまとめ、目元をしっかり見せましょう。
・目元・口元の周りはファンデーションを薄くします。
・アイメイクは瞳の色に合わせて自然体にします。
男性の場合
ワックスなどで耳周りのボリュームを抑えすっきりさせて、前髪が目にかからないようにしましょう。また額はなるべく出している状態がオススメです。唇が荒れているときはリップクリームをしましょう。もちろん、寝ぐせや髪のハネなどはないよう撮影前にしっかりチェックをしましょう。
女性の場合
暗い印象になるので前髪やサイドの髪がなるべく顔を隠さないように耳にかけたり、破風アップにしたりしましょう。ロングヘアーの場合は後ろに流すか、結んでキリッとさせた方が、清潔感が出ます。髪型で暗い印象を与えてしまうのはとても勿体ないです。
ファンデーションは、崩れやすい目元、口元には薄く塗りましょう。フレッシュな顔に見せるには、メイクをオレンジやコーラル系でまとめるのがポイントです。
手鏡などでメイクや髪の乱れを最終チェックしましょう。
服装
・スーツは黒や紺など濃い目の色を着用し、シャツは白がベターです。
・シャツの首周りやジャケットの肩がゆるいと、だらしなく見えてしまうのでジャストサイズを選びましょう。
・ジャケットのボタンの位置と、ネクタイやシャツの中心線をまっすぐそろえましょう。
男性は、ネクタイをシンプルで好感度の高い定番な赤・青・黄色系がおすすめです。ピンクや紫は、ビジネスの場に相応しくありませんし、色の濃さや明るさによっては派手で奇抜な印象を与えてしまう可能性があります。太いストライプや大きい水玉模様は就活に向いていないので、変わった柄のネクタイを選ばないようにしましょう。
女性は、胸元が開きすぎていると、だらしない印象につながるので、鎖骨が少し見えるくらいにしましょう。
3,写真館?スピード写真?どっちがいいか
履歴書に使用する証明写真は、少しでも時間に余裕があるのであれば写真館での撮影がお勧めです。スピード写真に比べると値段も高くなってしまいますが、表情をはじめ細部をチェックしながらゆとりを持って撮影することができる上に、ある程度の修正も可能です。
もちろん、時間や予算の都合でスピード写真を利用する場合でも、写りを良くする工夫は可能です。
スピード写真の機械はなるべく新しい機械を選びましょう。私は以前古めの機械を使用した所、出来上がった写真が履歴書に貼りたくないくらい暗かったんです・・・。(結局別のところで改めて撮りました涙)
スピード写真で撮るときは・・・
ボックスに入ったらカーテンはきちんと占めましょう。足元にもストロボがある場合もあるので、荷物や足でストロボをふさがないように気をつけてください。
イスの高さも重要です。背筋を伸ばした時に、少しレンズを見下ろすくらいの高さに調整します。そうすることで顎を軽く引くことができます。
またカメラの前にあるガラスは意外と汚れています。写真を撮る前に軽く拭いておきましょう。
最後に顔全体をより明るくするために、膝の上に白いハンカチを広げておきます。そうすると下から光を当てる女優ライトと同じような効果が得ることができます。
こちらの動画でスピード写真をうまく撮るポイントをわかりやすく教えてくれています。
ぜひチェックしてみてください。
https://youtu.be/NIlLX6gC1A0
まとめ
1,履歴書証明写真の基本的なルール
2,好印象な姿勢やみだしなみとは?
3,写真館?スピード写真?どっちがいいか
証明写真の印象で書類審査はもちろん、面接にも影響は出てきます。履歴書で真っ先に目が行くのは証明写真という事を忘れず「ぜひ一緒に働きたい!」と思われるような素敵な写真で転職活動をしてください。
明るく素敵な印象の証明写真が撮れたら、きっと素敵な転職先に出会えますよ。
コメントを残す