「燃えたよ・・・。まっ白に・・・燃え尽きた・・・。まっ白な灰に・・・。」
私の転職活動時の心の声です。
あたなのピーク時期はいつですか。ジョーのようにすでに燃え尽きていますか。
30代後半での転職活動はつらくもあり、面接でボコボコにされることは日常茶飯事です。立てなくなるぐらいの質問攻め、防御するのか精一杯。
このまま倒れた方が楽になれるのではないか。そんな感覚すら憶えます。血気盛んな20代はあっとゆう間に過ぎ去り、気づけば30代後半。
やりたい職種に憧れ狭き門をたたき、準備に準備を重ね挑んだ面接。
気づけば足はガクガク。
眼はかすみ面接官が2人のはずが3人に見え今まで歩んできた人生の走馬灯が見え始める。
「ほかに質問は・・・」
「特にありません」
試合のゴングがなった瞬間でした。
俺のピークはもう過ぎてしまったんだ。
「大体20代で中途の求人が多いんでしょ。。。」
「年を取ると新しいことを覚えさせるのも、賞味期限が短いこともあるから雇いずらいんでしょ」
「経験がないとどうせ雇ってくれないんでしょ」
こんなときは世の中を否定するしか私の脳は働いていません。
自暴自棄に落ちいって、ビール片手にふとテレビを付けます。
104歳のおじいちゃんがシニアの100m走で見事新記録を達成した!!という内容でした。
んなわけあるかい。と不信感を強く感じながら見ていると
始めた年は96歳からです。
そのおじいちゃんのがんばる姿をきっかけに60~70歳の複数名が運動を始めた・・・
とのこと。
やべっ負けてらんねー。
自分のリトルホンダが言います。
「勝手に己のピークを勝手に決めたらあかん」
たかが面接ぐらいで灰になっている場合ではない。
自分のピークは自分で決めてはいけないものだと感じた瞬間でした。
限界を決めるとその先が見えなくなります。
灰になったジョーはボクサーとしては死んでしまいます。104歳のおじいちゃんもきっとピークはあったでしょうが、104歳でもピークといっても過言ではないぐらい頑張っていました。
私もこうありたいと思える人物でした。
このままではだめだと思い、必死で勉強や面接の練習を重ね再度試合に挑みます。
「他に質問は・・・・」
「特にありません。」
ゴングが鳴ります。
でも私はあきらめません。ここからが勝負です。
なぜか。それは自分の弱点に気づくことができたからです。
誰かのせいにしていると楽です。
自分が求められていない人材と思ってしまえば、いいわけができ変わらない自分でいられますから。
104歳おじいちゃんはどうでしょう。自らの環境を変え、周りにも影響を与える人物になりました。
おじいちゃんの運動へのきっかけは些細なことでした。町内の旅行中みんなとはぐれてしまい置いてかれないように必死に走った。
その時おじいちゃんは意外と走れることに気づき、走ることに目覚めたそうです。
きっかけはどんなことでもいいと思います。
気づいて変えられるかどうか。自分は自分でしか変えられません。
・書類選考で受からない
文書能力が足りていないかもしれない。
↓
相手に伝えられる文章を学ばなければ。
・面接で受からない
緊張してうまく伝えられない。
↓
家で企業からどんな質問が来るか想定して練習を重ねていれば受け答えがうまくいくかも。
また、自分の目線にも気づくことができました。それは自分目線で転職を捉えていると自分が入りたい企業、パラダイスのようなイメージを抱いて転職活動をしていることがしばしばあるということ(笑)
企業側はどうでしょうか。
自分が求めている企業に出会えることはなかなかありません。きっと中にはそうゆう方もいらっしゃるかと思いますが、私は出会えていません。
それは思いが一方通行だからだと思いました。企業も求めている人材があるのに自分のことばかり考えていて企業側の立場を考えていないから。
一緒に仕事していく人の考えがわからなかったり、独りよがりな考えだったらいやですよね。そんな風に自分を見つめ直すことができました。
まとめ
・ピークを自分で決めない
・自分を変えるきっかけは自分次第
・相手に寄り添った考え方を身につけて…
転職活動を行う理由は様々だと思いますが、きっと現状に不満や不安があるからだと思います。私がまさにそう(笑)転職には時間と労力が必要ですし、うまくいくとは限りません。ただデメリットだけではなく自分を変えるよいきっかけになると思います。
なぜうまくいかないのか。どうすればよくなるのか。企業がどんなことを考えているか。を知ることでまた一歩レベルアップした自分に出会えるチャンスなのかもしれません。
以上
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