大変だった転職活動を終え、新しい就職先も無事に見つかったあなたは、
本日、無事に最終出社日を迎えることができました。
あとは最後の関門である送別会で、
お世話になったみなさんの前で退職の挨拶をするだけです。
思い返せば、つらく険しい道のりでしたね…
それも今日の挨拶が終わればすべて終わり!
あとは有休消化というパラダイスが待っているんです!
さて、転職者の最後のお仕事である送別会の挨拶について、
「どーゆう話をすればいい?」「何に気を付けたらいい?」
そんなあなたの悩みが少しでも晴れるように、
3度の転職歴のある私が、”好印象で美しく去る”ための挨拶のポイントをご紹介します!
目次
退職の挨拶で意識するポイントとは?
退職あるある(私の体験談)ですが、
いざ退職日が決まってその事実が周囲に知れ渡ると、
なぜか唐突に会社のみんなが優しくなるんですよね。
あれっていつも不思議なんですけど…なんででしょうか?(笑)
「これ以上コイツに厳しくしてもムダ」とか、
「最後は優しい気持ちを持って送り出してあげよう」とか、
まあ人によって理由は違うんでしょうけど。
やっぱり送る側も去る側も、最後はキレイに終わりたいものですよね。
そこで、私が退職の挨拶をする際に心がけていたポイントは、
まずは、挨拶の冒頭に「送別会を開いてくれたことに対してのお礼」をすることです。
みんながプライベートの時間を削って送別会に参加してくれているし、
送別者へのプレゼント代や飲み会の会費などもカンパしてくれているはずです。
「送別会は開いてもらって当然!」なんて思わずに、
幹事や参加してくれたみんなへの感謝の気持ちを丁寧に伝えるようにしましょう。
次に、「会社への不満や愚痴はぜったいに言わない!」ことです。
自分はもう関係ないから別に何言ってもいいや~なんて思わないでくださいね。
間違っても「このブラック会社が!!」なんて言った日には、
あなたの武勇伝が悪い意味で何年も語り継がれることになるでしょう…
なるべく前向きなことにポイントを絞って話すように心がけましょう!
例えば、「この会社で経験できたことや学んだことを、次の職場でも活かしていきたいです。」といった言い方をすれば、あなたを今まで育ててくれた上司や先輩には好印象ですよね。
最後に、「あなたの記憶に残っている楽しかった思い出を話す」ことが大切です。
あなたが今まで過ごしていた会社の中で、何かしらの良い思い出はきっとあったはずです。
探してみたけど、そこまで楽しい記憶はありません…( ;∀😉
そんなあなたは、多少エピソードを盛ってもかまいません!(笑)
「こんなことが楽しかった!」「あれは一生忘れません!」など、
上司や先輩、同僚の名前も交えて話してあげるといいですね。
きっとみんなから見たあなたは、とても好印象になっていること間違いなしです!
「何も思いつかない…!!」そんなときは?
私が実際に挨拶でスピーチした例文をご紹介します。
「これが正解!」っていうわけではないのですが、
退職の挨拶の参考にしていただければ幸いです。
~例文~
本日はお忙しい中、私のために送別会を開いていただきありがとうございました。
入社してから●年、社会人として未熟だった私を指導してくださった
みなさんには本当にお世話になりました。
特に、まだエクセルの使い方も初歩レベルだった私に、
いろいろと役立つ小技を教えてくれた●●さんや、
●●でわからないことを丁寧に教えてくれた●●さんには、
本当に感謝してもしきれません。
この会社で培った経験を今後も次のステージで活かしていければと思っています。
また、この会社では本当に楽しい思い出がいっぱいでした。
特に記憶に残っているのは、社員旅行の飲み会で●●さんたちが踊ってくれた
余興のダンスです。あれは本当におもしろくて、今でも笑えます!
今後の人生で、つらくなった度に思い出したいと思います。
長くなりましたが、皆様の今後のご活躍と、
●●社のさらなる発展を心よりお祈りしています。
本日は本当にありがとうございました。
まとめ
1.挨拶の冒頭には、みんなへの感謝を述べる!
2.会社への愚痴・不満などマイナスなことは言わない!
3.楽しかった思い出を少し盛り気味で話す!
退職時に、去り際こそ美しく終わりたいのなら、
以上のポイントに気を付けながら、退職の挨拶をしてみましょう!
きっとみんなのあなたへの印象は、
「●●さん居なくなっちゃうなんて寂しいな…」「●●さんともっと絡めばよかったなぁ」
といった風に、良い記憶として残ること間違いなしです!
それでは、あなたの最後の日がうまくいくことを祈っています。
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